型染め　手ぬぐい / よろり立樹

『〜あふれる色彩〜　一期一会の柄と色の重なりあい』

深みを感じる色の重なりや、にじみの味わいに
不思議と優しい気持ちになれるマメソメの手ぬぐい。

京型染の世界を、手ぬぐい1枚のなかに凝縮しています。

深みを感じる色達は、調色で作り出した色ではなくて、何版にも色を重ねて深みを表現しています。

色同士がにじんで、同じ柄でもそれぞれが微妙に違う見え方の一点もの。一期一会の模様を作り出します。

お米が原料の防染糊を最後に洗い流して、完成させていますが、使い始めはパリッとノリがきいた風合いです。お洗濯をすればする程やわらかくなっていきます。早くやわらかくしたい場合は、お湯で手洗いをしてあげると糊が抜けて風合いがでてきます。

よろり立樹 文様

"神の象徴" "生命力"

立樹も、よろけ縞の文様も、日本古来からの古典柄ではなく、室町時代の南蛮貿易のおりにインドや東南アジアなどの異国からの渡来がルーツ。

一本の樹が宇宙や、生命全体と繋がっているという、人間と自然との関わりを表す "神" を象徴したものとして樹木は世界中で崇拝、信仰されています。

粋な江戸っ子に愛される "よろけ縞" の文様を、
女性的でやわらかな印象の "よろけた立樹" で表現したこの柄は
人種や性別、年齢を問わず、世界中で愛される、生命あふれる秀逸な文様です。

商品サイズ：37×90 cm

素材：cotton 100%

made in Japan